2011年12月31日土曜日

携帯電話を購入。

 この活動を始めるにあたって、団体用の携帯電話が必要と考えていたので、昨日2台めを契約してきました。普段使いはソフトバンクですが、電波を考えてauです。初期費用を抑えるため、あまり機能のない古いタイプで0円。月の料金も低めに設定しました。まだ事務所を持っていない状態を考えると必須のアイテム。これで今後の活動に一安心です。




 今後の活動は、電話やメールでの連絡が多くなると思うので重宝しますね。訪問相談や電話・メール相談など、こちらで受け付けていきたいと思います。
相談の連絡は、 smsc-nemoto@ezweb.ne.jp です。よろしくお願いいたします。

  詳しい団体の活動についてはこちらを見てください。 ⇒ こちら

2011年12月22日木曜日

ソーシャルメディアを活用した自殺支援。

2011年12月13日、Facebookは「自殺防止の取組み」についてアメリカのNPO団体「National Suicide Prevention Lifeline(NSPL)」と提携。

  その記事は ⇒ InfoComニューズレター

 Facebook上で自殺をほのめかす内容の書き込みを見つけた場合、National Suicide Prevention Lifelineの電話番号(年中無休24時間、通話無料)の掲載と、カウンセラーとのプライベートチャットが行える機能を提供するとのことです。


 ネット環境がかなり普及した現在、このようなソーシャルメディアを使って早期発見、サポートしていく仕組みは素晴らしいですね。今後どのように活用されて広まっていくかは気になるところです。ネット環境の充実化とともに、人間関係は逆に希薄化しているように感じる現代で、環境をうまく利用した方法と個人的には感じています。どう運用されていくのかな~。

 ただこのような先進的な取り組みもさることながら、やはり個人的には対面的(向かい合った)コミュニケーションを大事にサポートしていきたいと考えています。もちろん良い面は吸収しつつね。

2011年12月11日日曜日

NPOの設立相談。

先週の金曜日(12月9日)に、茨城県生活環境部生活文化課県民運動推進室へNPOの設立相談に行ってきました。前もって電話しアポをとり、設立申請書類を持って相談させて頂きました。

 茨城県生活環境部生活文化課県民運動推進室のHPは こちらから。

 担当の方は、書類を隅から隅まで良く確認してくれて、訂正・改善する箇所をいくつか指摘してくれました。私は、いろいろなNPOの本やホームページで調べて自力で作成しましたが、県によって書類の中身や手続きの手順が少し違うようみたいです。法律に変わりはないですが、条例などがあるみたいで。そのため、訂正された箇所を直して再度行くことになってしまいました。完璧だと思っていたのですが…。そう簡単にはいきませんね。
 ただ、大枠の書類はほんとんど訂正なし。初めてにしては良くできていたとのことで、めげずに作っていこうかな~と思います。

 それと今後の設立までの相談をして、4月1日から始めたいとの思いを伝えると、1月10日までに申請書類を完璧にして申請してくれれば間に合うだろうとのことでした。NPOの設立申請から、届出までに最低でも5カ月くらいかかると踏んでましたが、茨城県は早いようです。それは、設立申請の際に担当者と綿密に打ち合わせて書類を作成するので、公告から認証の手続きがスムーズとのことでした。


(設立までの流れ)

 上記は、内閣府のNPOホームページより。 HPは、こちらから。

 茨城県は全国的にもNPOの団体は少ない。だからこそ、設立に時間をさける面はあると思うが、有り難いことです。

 急いで作成して、再度申請手続きに行ってきます。目指すは4月1日から。頑張ってやっていこう。

2011年12月4日日曜日

生活保護と自殺について。

生活保護受給者と自殺者の関連性について、平成23年7月12日に行われた第4回社会保障審議会生活保護基準部会の資料から考えてみたい。

生活保護受給者の自殺者数について - 厚生労働省社会・援護局保護課


 この資料を見ると、全国の自殺率より生活保護を受給している方々の自殺率は倍以上になっています。自殺の大きな要因と考えられている精神疾患(うつ病 統合失調症 依存症)を有する者の割合が全国平均よりも高いこと事があげられる。

 実際、精神的な病を患っている人々は、入院や通院医療で多大な医療費もかかるし、それが長期に渡ることは多い。そうなると、安定して働けなくなったり、失業してしまう人も多いのが現実である。初めは貯金を切り崩していても、経済的に困窮していくのは見に見えている。そのため、障害年金を申請して、それでも生活が厳しければ生活保護を申請するという流れは多々見てきました。
 そして、精神疾患と自殺というのは深く関わっている(精神疾患のある人の自殺率は65・3%)ので、この結果も精神疾患という問題を考えていく上で重要な資料と思います。

 また自殺者数で言うと高齢者の方が多いが、自殺率になると働き盛りの世代(20歳~49歳)が多い。これは、若い年代の方が仕事という生きがいであったり、やりがいであったりなどのニーズが損なわれ、結婚や子供、さらには老後などのライフプランが立てられずに失望してしまう方も多いからではないでしょうか?
(統合失調症が思春期~30歳までに多い傾向にあるというのも考えられます。)

 これらの統計をみると、生活保護と自殺という問題を改善していくためにも、やはり精神疾患のある方々へのケア、支援が重要になってくると考えられます。そのためには、病気が長期化しないようにすることが重要だと思います。治らない、または障害があるとしても働けるように支援していくこと、個々の生活を構築、維持していけるような支援が必要なのではないかと思いました。


地方で起こす "collective impact"

今年の1月より市より委嘱を受けた、生活支援コーディネーター(SC)というお仕事。 順調に活動を始めて3ヶ月が経ちました。 長時間ではないにせよ、月に8日活動したのでこれまで24日くらい業務しています。 現在どういう活動をしているかというと、地域住民が主体となって...