2014年1月1日水曜日

今年を振り返って。

 スタッフとも良く話すんだけど、今年度は本当にいろいろあって疲れた。死ぬほど疲れたね。世間では1年しか経ってないみたいなんだけど、うちではもう3年くらい経ったような感じだ。だから驚くよね、まだ1年って。
 それでも、3年くらいの経験は詰めたと思う。1年でレベルが10上がるとすると、今年は30は上がったね(^◇^;)


  「まあ、別にそんなことはどうでもいいんだけど。」


 何が1番大変だったかっていうと、やっぱり警察に世話になったっていうことだよね。救急車にも世話になりました。今は居ないけど、万引きの常習犯がいたしね。誤解がないように言うけど、その人だけですよ。それに、盗みをしたくて本人はやってないです。単純に腹が減って、お金がないから。

 何度、警察に行って謝ったか… さすがに途中で何でこんなことしなくちゃいけないのかって何度も思った。もう仕事したくない、辞めたいと何度も思った。
 だってさ、夜中だよ。警察から呼ばれるのは…何度も夜中に通えば嫌になるよ。

「きちんと管理してもらわないと困るよ!」

 何度も怒られて散々謝りました。でもね、彼はさ、それが悪いと思ってないんだ。それを改善しようと思ったら、すぐには出来ないし、だからと言ってすぐに出来ないようにするとしたら、鍵をかけるか、縛るしかないんだよね。
 みんなの言いたいことは分かります。でもね、どうしても信じていきたかった。できるようになると。そこまで待って欲しかった。
 警察は地域を守る自分たちの役割があるから仕方ないと思うけど、怒鳴らないで欲しい。怒鳴っても言うことは聞きませんから。子供を見てもそうでしょ。

 そして、利用者の失踪。これも参ったね。大概夜中だし。合計1000km弱は走ったと思う。その際にも警察にお世話になりました。ただ、そのおかげでいろんな行きたいところに行けたから楽しかったっていうのもあるかな。単純に失踪って聞くとダメだなと思うかもしれませんが、話を聞くと、想いを聞くと、しょうがない面も多大にある。そこに目を向け、支援して行くことの必要性を学ばせてもらったかな。


 とまあ、いろいろ書いてきたけど、まあまだ書き足りないんだけど、書くのを終了しようと思います。


 ソーシャルワーカーとして、利用者さんの生活に密着して沢山のことを学ばせて貰うきっかけになった年。

 この経験を生かして、さらに密着して支援していければ~と考えながら今年を終了しようと思います。

 ご迷惑をかけた皆様方、本年は大変お世話になりました。

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