2017年5月28日日曜日

仕事はRPGみたいなもんだ!




ちょっと前に「根本さんは、何でそんなに頑張るんですか?」と聞かれた。

どういう意味で聞いているのか?を考えてみた。

それは、働いて飯食えて、ある程度生活ができればいいんじゃないですか?という問いなんだろうな~と思う。なんとなく。

これまでも、この手の問いは何度か聞かれたことがある。

その時もあんまりうまく答えられなかったような気がするんだけどね。
不意な問いかけだし、酔ってる時も多いから(笑)

でも振返って考えてみると、ドラゴンクエストみたいなもんなんじゃないかな~って、最近フッと考えてた。自分の中での話だけどね。


ドラゴンクエストというのは、1986年にエニックスより発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム。プレイヤーの目的は、伝説の勇者として、「竜王」にさらわれた姫を救い出し、そして竜王を倒す。

その目的を達成するために、敵キャラクターであるモンスター(魔物)を倒して経験値とお金を稼ぎ、強い武器・防具を購入してプレイヤーを強くする。そして様々な敵と戦い、経験値を積んでレベルアップしていく。旅の途中でいろんな町でボスを倒して、街を平和にしながらラスボスを目指して旅をする。

そのチャレンジと経験でラスボスと戦えるようになる。



目的をもって、経験を積んで、結果を残していく。

その過程が好きだし、楽しいんだと思う。


この部分はゲームも仕事も変わらないんじゃないかな。


自分の町のボスを倒して町が救われた。
とりあえず、みんな仕事して生活していけるよね。
だから、宿屋に集まって飲み会だ!みんなハッピーだ!パーリナイ!


って、したいとこだけどね。

そういう毎日は、今の自分には向かないかな。
昔はそれで良かったんだけど、働く目的とかやりたいことが出来てきたからなんだと思う。
だから、自分が行けるところまで行きたいって考えてる。


自分の中で仕事は、生活のためではないし、良い生活を得るためでもない。
「やりたいことをやりたい。」っていう自己中な面はあるけれど、それ以上に夢を実現していきたいんだと思う。


イヤなことやって、花金のイベントを想い、土日の遊びを考えるのも良いけど、人生の1/3を損してますぜ、皆さん。


与えられた仕事さえも自分のミッションにして楽しもう!


この前の答えでした。



それでは聞いてください!SEKAI NO OWARI「RPG」




~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

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・精神的な病や障害に興味がある。
・福祉施設ってどんなところ?
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2017年5月20日土曜日

ソーシャルインクルージョンを実現するためには、廃校活用にこだわるぜょ!

廃校を活用した地域交流と福祉サービスを融合させた
ソーシャル・インクルージョンのコミュニティ再生計画について



自分はこれまで15年間、高齢者・障害者福祉サービスに携わってきた。

どの分野の福祉サービスでもそうだが、「共生社会の実現」を目指して、地域と連携したイベントや交流活動など、地域の方々と積極的に関わる活動を行っている。
しかし、永続的な交流の場が少なく、なかなか偏見や差別的扱いがなくらない現状があるのではないかと思う。

この活動当初、最初のグループホームを市内にて立ち上げる時には、反対意見も上がった。

そして、活動に対する反対意見や好ましくない意見もあったけど、地元に就労支援事業所(おんらが村)を作った。そこで精神障害者と共に、毎日農作業や軽作業を中心とした就労支援を始めた。

うちの隣で農作業をしているおばあちゃん(うちのばあや)は、精神科病院の○○病院の患者さんは、キチガイだと話していた。
でも共に農作業をしていく中で、「どこが悪いんだ?」と利用者さんに興味を示すようになった。
共に働く時間が増えてくると、自ら話しかけるようになり、共にいる時間を楽しく過ごすようになった。

もう今では障害者と認識していない(笑)


また工賃(給料)を稼ぐために、地元の企業に利用者さんを派遣するようになった。みんなとてもまじめに働き、そこの従業員は「どこが悪いんだい?」と疑問を投げかけてくるようになった。

そして最近始めた子どもの学習支援事業てらこむには、学習ボランティアを行う人の中に車いすの学生が参加してくれている。
その人に小学校低学年の子が彼に「なんで車イスなの?」と質問した。その彼は、事故で下半身が動かなくなってしまったことを伝えた。
それを聞いた子どもは、「看護師さんになって治してあげる。」「車イスを押してあげるね。」といって、移動の際に彼の車イスを押してくれるようになった。


車イスの彼は子供に勉強を教え、勉強を教わる子供は車イスを押すという役割が生まれた。




このような体験は他にもありますが、これらの原体験から障害者の偏見は彼らとの距離がある、また知らないことからくるのではないか?と考えるようになった。
実際、個人差はありますが普通と変わらない方はたくさんいる。また、ちょっとおかしいなと思うような人でも、関りを持って理解できれば距離は縮まる。


障害のある方をサポートするためには、そこに関わる支援者を作るために制度を作り、支援する体制が必要だ。そのため、時代に合わせて制度を作り、発展させてきたことで、様々なサービスが生まれて支援活動が行われてきた。

しかし、制度があるがゆえに、一般の人と障害者、高齢者や子供が、同じ地域社会の中で空間を分断されてしまったのではないかと感じている。
その分断が一人一人の関りを減らし、個々の違いを助長していったように思う。違いの助長が、理解や知識を減らし、知らないことへの恐怖へ変換して、偏見へとつながるんだと思う。

また社会には、自殺や貧困、虐待やいじめ、ひきこもりなどの様々な困難に苦しむ方々いる。これらの問題は、身近にそのような現実があることを知らなかったり、距離があるからこそ、みんなの助け合いが深まらないんだと思う。


距離があるからこそ、壁が生まれ、偏見や差別へと変わる。


それらの課題を解決する方法として、地域交流と福祉サービスを融合させたソーシャル・インクルージョンのコミュニティ再生についての計画を作成した。

SMSCは、小学校という既存の建物をほぼ現状のまま残して、住民が地域交流できる懐かしい場所として、また地域で生活するのに困難を抱える障害者の生活の場として、またそれ以外の様々な困難を抱えた方々の支援する場所として利用したい。

誰もが学び思い出を残してきた小学校だからこそ、地域住民の交流事業と障害者、高齢者、児童等の福祉サービスなどの支援が共存できると思う。

そして、ソーシャル・インクルージョンという理念を根付かせたコミュニティを創れると思う。

「ソーシャル・インクルージョン」というのは、社会の中から排除するものをつくらない、すべての人に活躍の機会があるという意味。


健常者、障害者、高齢者、子どもたち、生活困難者と分けられる社会から

「あなたとわたし」

顔の見える関係へ。


お互いが変に意識せずに、交流を生みだし、偏見が無くなる場所として廃校を活用していきたい。

様々な人たちが地域で学び、みんなと交流し、個々の役割をもって生きることができるようになることで、誰もが希望をもってささえあい、安心して過ごせるコミュニティーとなるように作っていきたい。


ソーシャルインクルージョンを
実現するためには廃校活用にこだわるぜょ!


以上。具体的な計画は徐々に書いていきますね。
では!


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2017年5月2日火曜日

あなたの知らない世界へ。トリップしてみませんか?



先月より、新たなサービスとして「生活、仕事を支えて自立を目指す。その人の「未来」を創る仕事。」~ 精神保健福祉士になる旅 ~という仕事旅行の提供を開始しました。


そもそも仕事旅行って何?て思う方がいるかもしれないので。

仕事旅行は、普段の生活で経験することのない、見たことのない仕事を見たり、体験することで、さまざまな仕事を知るためのきっかけを提供してくれるのが『仕事旅行』です。

株式会社仕事旅行社という東京の会社が運営するサービス。

こちらがリンク。https://www.shigoto-ryokou.com/
で、うちのページがこれです。https://www.shigoto-ryokou.com/detail/543


そもそものきっかけ?何で始めたのか?

仕事旅行者の方がSMSCのホームページを見てくれて、職業体験企画をしませんか?とメールで問い合わせがあった。

仕事旅行のホームページを確認して内容を見てみると、とてもオモシロ職業体験の企画ばっかりなので、これをうちがやったらオモシロいかもって思い返信する。

その後もメールでのやりとり、たまにはスカイプで。
ってな感じでやり取りを続け、3月より企画のテスト体験を開始。

無事終えて、4月から正式リリースって流れで今ここ。

そう、メールでの問い合わせがあり、オモシロそうだから始めただけなのだ(笑)


しかもお気づきの人もいると思うが、仕事旅行社の方と自分は一度も会っていない。

見たこともない。

なので担当の人がどういう人かは、FBの情報程度。もちろん顔も、FBのプロフィール写真で知っている程度だ。ネット社会だ。

「ハッ、ハッ、ハッ~。」

今の時代は、会わなくてもビジネスが始まるのだ!


最近の会社はこういうところが多い。特に東京ね。
スカイプ面接っているのも普通にあるし。
バーチャルな空間で行われるんだけど、それがそのままリアルになる。
最初はビビったけどね、今はもう慣れました。

しかしビジネスのスピードは速いもんだ。

話がそれてしまった...。


やってみてどうか?

最初は「どう運営しよ...」って戸惑ったけど、体験者の人柄や温かい言葉に恵まれ、楽しく運営しています。

~体験者の声~
精神障害者との壁を低くする旅
精神障害者と普段の生活ではなかなか接する機会がないので、心理的な距離がありましたが、実際に話してみると、彼らを障害者として社会から隔てる必要のある人だとは思えませんでした。 本当の彼らを知らないで、勝手に近寄りがたい存在にしているのは社会の方なのかもしれません。 また、根本さんをはじめスタッフの方々が丁寧に対応してくださるので、あまり身構えず参加できる旅だと思います。

いいコメント。素敵!嬉しいね。


こういう声を聴いて改めて感じるのは、障害のある方とともに活動したり、体験したりするという経験は、偏見や差別を減らしていくということ。

人は他から聞いた悪いイメージを大きくさせてしまうもの。
知らないからね。悪いことはどんどん膨らんでしまう。

でも、見たり、体験するとイメージがガラッと変わる。

「百聞は一見に如かず」

知るということが、学びにとって必要だし、偏見や差別を減らしていくことにつながる。
なので、うちとしては普及啓発の事業であるんだな~と思う。


SMSCとして仕事旅行に取り組む意味として
障害者理解のための普及啓発活動
偏見や差別の減退
精神保健福祉士の仕事の理解と魅力の啓発
利用者さんの賃金UP(実は、売上は利用者さんの工賃になっています∩(´∀`∩) )

「ハッ、ハッ、ハッ~。」
うちとしては、一石四鳥なのだ。


参加する人のメリットとして
障害についてのリアルな学び
障害者施設の運営と実際
1人1人の生活と課題を知る
社会問題について知る
などがあると思います。

特に、身近に障害のある方や精神的に悩んでいる方がいる。施設のサービスを生で見たい。サポート方法について知りたい方には、おススメの企画です。



あなたの知らない世界へ。トリップしてみませんか?


お待ちしていま~す。


~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

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仕事の体験を提供していますので、興味のある方は是非ご参加ください!

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地方で起こす "collective impact"

今年の1月より市より委嘱を受けた、生活支援コーディネーター(SC)というお仕事。 順調に活動を始めて3ヶ月が経ちました。 長時間ではないにせよ、月に8日活動したのでこれまで24日くらい業務しています。 現在どういう活動をしているかというと、地域住民が主体となって...