-その前に-
日本の自殺率は年間で3万人以上となっており、最近では年間の自殺者数が13年連続で3万人を超えました。
去年一年の自殺者数は3万1690人で、前年に比べて1155人減ったものの、13年連続で3万人を超え。自殺の原因は「健康問題」が最も多く、次いで「経済・生活問題」となっています。内訳は、男性が2万2283人、女性が9407人で、約4割を40歳から60歳代の男性が占めています。
また、年代別で見ると、20歳~40歳代前半の自殺が増加傾向にあり、非正規雇用の増大やセーフティーネットの脆弱(ぜいじゃく)性が背景にあると分析している。
日テレにゅーす-http://www.news24.jp/articles/2011/06/10/04184305.html
(参考までに)
※WHO統計(世界) 世界的に見ても多いです。
今回の研修会では自殺についての内容で、特に茨城県の状況について話を聞きました。
茨城県の自殺者は、年間700人くらいいるそうです。
それは1日平均約2名の方が亡くなっているということになります。
交通事故での年間の死者が200人なので、その3.5倍。
私は自分の周りで自殺した人がいないこともあり、それほど多いとは思ってませんでした。というよりは、意識してなかった。ただ、あまりの多さに正直ビックリです。
最近は労働センターなどへの相談として、解雇や賃金・残業について、セクハラ・いじめなどの訴えが増えてきたそうです。また特に、職場でのパワーハラスメント(職権を利用したいやがらせ)やいじめなどによる精神疾患の相談が中心になってきているとのことです。
精神医療・福祉分野で働く自分としては、そのような状況に苦しんでいる人々の力になれるか?ならなくてはいけないのではないか??と思いました。
私自身、今後自殺者対策としてどのような活動を行っていけるか、少しでも現状を改善できるように貢献できないかと考えたのが始まりです。
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