2015年11月20日金曜日

今後のグループホームの計画について

最近、今後のグループホームのあり方について考えている。
村計画の中の大きな柱だからね。

いろんな業者に相談して、見積もりも何件かとった。
経営的に考えると、大規模が良いんだよね。小規模にするとコストがかかるから。
水回りの設備を個別につけるだけでも大きく変わってくる。
あたりまえだけどね。

構造的には、重量鉄骨、軽量鉄骨、木造でも大きく値段が変わる。安全を考えるなら重量が良いけど、建設費はやっぱり高い。火災などの心配を考えると余計に鉄骨に行きがちだが、最近の木造は燃えにくい素材もたくさんでてる。どうしようかな~と悩むところだ。

それと、大規模か?小規模か?この点の悩みが尽きない。

グループホームの建設をたくさんやってるところに見学に行ったけど、10名くらいの規模で共有スペースがあって、風呂とトイレが集まってて共有、入口にスタッフルームがあるという感じが多い。中を見ても、外から見ても施設感がハンパない。ただそれだけ支援しやすかったり目が届くし、支援者側で運営しやすいのは言うまでもないけどね。


イメージはこんな感じ。


しかしそれは住む人にとってどうだろうか?


俺は住みたいだろうか?


住みたくないんだよね。
都会のアパートで生活してて、めんどうだな〜って思うことも何度もあったっけ。みんなで同じ場所に住むっていうのもなかなか難しいことだと思う。人数が増えればその分合わせなくてはいけない人も増えるしね。

ただ、住みたいかという基準が、自分と同じかというとそれは違うから、いろいろ見て調べて考えていくしかないけど。

障害者のグループホームはどんどん厳しくなって、重度の方が中心になっていくような動きもある。でも運営してきて感じるのは、共同生活ができる人はレベルが高い人なんだな~と思う。一人一人生活スタイルが違うし、水回りの使い方から温度や清潔感、起きたり寝たりなどの生活時間などなど、様々な生活感が違う。それこそ外人と生活するくらいの文化の違いを感じることも大いにあると思う。
そこで他人に合わせて生活するというのは、とても高い能力が必要になる。相手に合わせて生活することを強いられるからね。上手に生活していくのは、やっぱり生活スキルが高くなくてはならない。

重度の方こそ、小規模で個別支援が大事。
それに住まいとしても小規模の方がアットホームな感じだしね。


と考えると小規模で作っていこうかな~と考えるんだけど、資金がね…。
どうしようか悩む(TOT)
まあもっと悩んで、ゆっくり決めていこう。


障害があってもなくても安心して過ごせる村、おんらが村、Your Village。

安心して過ごせる住居してこそが、今後の一人ひとりの生活を築く礎となる。

住むならあそこだよねって言ってもらえるようにしたい。


いつもどおりまとまりないけど、そんな妄想を実現できるように頑張ります ((o(´∀`)o))ワクワク



【あなたの「いいね!」で、SMSCを支援してください!】
http://gooddo.jp/gd/group/smsc/



☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

応援クリックを宜しくお願い致します。

0 件のコメント:

コメントを投稿

地方で起こす "collective impact"

今年の1月より市より委嘱を受けた、生活支援コーディネーター(SC)というお仕事。 順調に活動を始めて3ヶ月が経ちました。 長時間ではないにせよ、月に8日活動したのでこれまで24日くらい業務しています。 現在どういう活動をしているかというと、地域住民が主体となって...