2014年の4月に稲敷市自立支援協議会に委嘱されて副会長になり、その中の専門部会であるライフサポータ―部会の部会長となった。
ライフサポータ―部会は、稲敷市市議会委議員の竹神さんが稲敷市の自殺についての現状と対策を一般質問して、自殺対策を行うことを目的に作られた専門部会こと。
部会に関わってから早3年。
長いようで早かった。
他の部会メンバーと協力して、取り組みが大きく動き出すのでとりあえずのご報告を。
2016年1月より、稲敷市自殺予防プロジェクトが始まった。
これは、自殺未遂者・企図者の支援がもっとも必要だと考え、救急医療機関に運ばれてくる患者さんが、処置の後に悩みを話せるように、稲敷市の精神保健福祉士が相談に行くという取り組み。そして、個々の悩みや状況に合わせた支援先とのマッチングを行う。
稲敷市の近隣にある7つの医療機関と連携して行ったこのプロジェクトに、1年間で1件の実績が出た。
緊急搬送されてきた患者さんの相談を市の職員が行い、支援先につなげて現在も自殺再企図することなく安定して生活している。
これはとても嬉しいことで、少ないけど確かな実績だ。
そのため昨年の後半より、このプロジェクトをより発展させ、確かなものにするために、県の事業である自殺未遂支援・連携体制構築事業に乗せようという動きになった。
県の予算・市の予算を申請して、無事に通ったということで、今年の4月から稲敷市自殺未遂支援・連携体制構築事業として始まる予定です。
自殺未遂支援・連携体制構築事業は、茨城県内初の事業なんです。凄いよね。
※ちなみにこれは、市の職員Hさんの貢献が大きい。一応書いときますね(笑)
そのため、自立支援協議会のライフサポータ―部会は事業として昇格したので終了です。
またそちらでの活動が始まったら、報告します。
2015年3月4日水曜日に書いた記事。 稲敷市は自殺対策に本気で動き出すぜ!
ちゃんと本気で動き出しましたね。ん~、感慨深い。
では。
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