昨日は、ヤマト福祉財団主催の2011年度障害者の働く場パワーアップフォーラム東京会場に参加してきました。
プログラムは、こちらの チラシ(pdf) を見てもらえれば分かると思います。
このフォーラムは、障害者の雇用、特に作業所などでの給料(工賃)の低さを職員の意識を変えることで、何とか改善できないか?改善していこうとこうというものでした。
今年は「仕事のしくみや組織を変えると考え方や行動が変わる。」とのスローガンを掲げ、実際に高い給料を払えている施設、事業所の施設長による講演がありました。
東京会場では、3施設の講演があり、どれも参考になる話でしたが、個人的には社会福祉法人まいづる福祉会 ワークショップほのぼの屋の西澤さんの話が良かったですね。話が上手い。難しい言葉を使わない丁寧な説明や、時にはオチを入れ笑いを取ったり、障害者をほんと対等に見てるように感じる内容でした。本人も言っていましたが。聞いてて愛情が伝わってきて、良い店なんだろうな~と。(ちなみに、他は愛情がないってことではないですよ。特にってことだけです。)
この3つの施設は、平均工賃月額4~8万、上は15万も貰っている人もいます。15万貰えば一般の人とも変わりなくなる。ちなみに、茨城県の平成22年度月額工賃実績は、10,092円。この違いを見れば、どれくらいすごいのか分かると思います。
どの施設も施設の強みを生かしたり、ビジネスをしっかり研究し儲ける努力を行っているという印象でした。福祉施設が儲けると言うと何か嫌な印象になりますが、良い品物を販売する、良いサービスを提供するなどにより利益を上げ、障害者の給料を高く払えるようにすることはとても重要な事と思います。。
福祉関係者は、ビジネスに疎い人が多いかもしれません。しかしこれからは、福祉も一般の市場で良い商品を販売する、良いサービスを提供し利益を出す、儲けていく必要があると感じました。(これは、就労継続A・B型事業所についてです。)
今回参加してみて福祉社会に新たな風が来ていること、自分はどうしてけばいいのかなど自分なりに考える機会が得られました。良い意味で楽しくなってくるな、いろいろ。やりたい事業にも当てはまるので今後しっかり考えていこうと思います。
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