2017年5月20日土曜日

ソーシャルインクルージョンを実現するためには、廃校活用にこだわるぜょ!

廃校を活用した地域交流と福祉サービスを融合させた
ソーシャル・インクルージョンのコミュニティ再生計画について



自分はこれまで15年間、高齢者・障害者福祉サービスに携わってきた。

どの分野の福祉サービスでもそうだが、「共生社会の実現」を目指して、地域と連携したイベントや交流活動など、地域の方々と積極的に関わる活動を行っている。
しかし、永続的な交流の場が少なく、なかなか偏見や差別的扱いがなくらない現状があるのではないかと思う。

この活動当初、最初のグループホームを市内にて立ち上げる時には、反対意見も上がった。

そして、活動に対する反対意見や好ましくない意見もあったけど、地元に就労支援事業所(おんらが村)を作った。そこで精神障害者と共に、毎日農作業や軽作業を中心とした就労支援を始めた。

うちの隣で農作業をしているおばあちゃん(うちのばあや)は、精神科病院の○○病院の患者さんは、キチガイだと話していた。
でも共に農作業をしていく中で、「どこが悪いんだ?」と利用者さんに興味を示すようになった。
共に働く時間が増えてくると、自ら話しかけるようになり、共にいる時間を楽しく過ごすようになった。

もう今では障害者と認識していない(笑)


また工賃(給料)を稼ぐために、地元の企業に利用者さんを派遣するようになった。みんなとてもまじめに働き、そこの従業員は「どこが悪いんだい?」と疑問を投げかけてくるようになった。

そして最近始めた子どもの学習支援事業てらこむには、学習ボランティアを行う人の中に車いすの学生が参加してくれている。
その人に小学校低学年の子が彼に「なんで車イスなの?」と質問した。その彼は、事故で下半身が動かなくなってしまったことを伝えた。
それを聞いた子どもは、「看護師さんになって治してあげる。」「車イスを押してあげるね。」といって、移動の際に彼の車イスを押してくれるようになった。


車イスの彼は子供に勉強を教え、勉強を教わる子供は車イスを押すという役割が生まれた。




このような体験は他にもありますが、これらの原体験から障害者の偏見は彼らとの距離がある、また知らないことからくるのではないか?と考えるようになった。
実際、個人差はありますが普通と変わらない方はたくさんいる。また、ちょっとおかしいなと思うような人でも、関りを持って理解できれば距離は縮まる。


障害のある方をサポートするためには、そこに関わる支援者を作るために制度を作り、支援する体制が必要だ。そのため、時代に合わせて制度を作り、発展させてきたことで、様々なサービスが生まれて支援活動が行われてきた。

しかし、制度があるがゆえに、一般の人と障害者、高齢者や子供が、同じ地域社会の中で空間を分断されてしまったのではないかと感じている。
その分断が一人一人の関りを減らし、個々の違いを助長していったように思う。違いの助長が、理解や知識を減らし、知らないことへの恐怖へ変換して、偏見へとつながるんだと思う。

また社会には、自殺や貧困、虐待やいじめ、ひきこもりなどの様々な困難に苦しむ方々いる。これらの問題は、身近にそのような現実があることを知らなかったり、距離があるからこそ、みんなの助け合いが深まらないんだと思う。


距離があるからこそ、壁が生まれ、偏見や差別へと変わる。


それらの課題を解決する方法として、地域交流と福祉サービスを融合させたソーシャル・インクルージョンのコミュニティ再生についての計画を作成した。

SMSCは、小学校という既存の建物をほぼ現状のまま残して、住民が地域交流できる懐かしい場所として、また地域で生活するのに困難を抱える障害者の生活の場として、またそれ以外の様々な困難を抱えた方々の支援する場所として利用したい。

誰もが学び思い出を残してきた小学校だからこそ、地域住民の交流事業と障害者、高齢者、児童等の福祉サービスなどの支援が共存できると思う。

そして、ソーシャル・インクルージョンという理念を根付かせたコミュニティを創れると思う。

「ソーシャル・インクルージョン」というのは、社会の中から排除するものをつくらない、すべての人に活躍の機会があるという意味。


健常者、障害者、高齢者、子どもたち、生活困難者と分けられる社会から

「あなたとわたし」

顔の見える関係へ。


お互いが変に意識せずに、交流を生みだし、偏見が無くなる場所として廃校を活用していきたい。

様々な人たちが地域で学び、みんなと交流し、個々の役割をもって生きることができるようになることで、誰もが希望をもってささえあい、安心して過ごせるコミュニティーとなるように作っていきたい。


ソーシャルインクルージョンを
実現するためには廃校活用にこだわるぜょ!


以上。具体的な計画は徐々に書いていきますね。
では!


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2 件のコメント:

  1. いい取り組みだと思います!
    頑張ってくださいね。

    昨今、病気や体の不調が何もないという人は、ほとんど居ないと思いますが、
    障害者というのは、その不調が少々一般のレベルよりも重いために、
    国からの補助などが適用されるというだけであって、とくに人間として
    何か違うという事ではないと思っています。

    ですから、「障害者と認識していない」 というご意見は、とても心強いです。
    ナイス!

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    返信
    1. 応援ありがとうございます。
      一緒に生活していけば「障害者と認識しない」状況になっていくと思います。彼らにはできないことも多いですが、それは自分も一緒。お互いあたりまえのように助け合えれば、地域も良くなっていくと思います。ギスギスした社会は嫌ですし。

      削除

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