2012年1月11日水曜日

2011年の自殺者数。

 昨年の自殺者が3万を越えて、これで14年連続で3万人超となった。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011001001982.html (47NEWS)

 昨年の自殺者は3万513人で、前年より1177人(3・7%)減った。1998年に3万人を超えてから最も少ない記録だが、14年連続で3万人を超えた。 とのことです。

 警察庁が発表した昨年の自殺者数(速報値)はこちら。
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H23_tsukibetsujisatsusya.pdf

 茨城県は57人減りました。全体では、1177人。これをすごいと思うか、まだまだと思うかで大分変ってくるとは思いますが、まだまだ多いと個人的には感じます。


  「死ななくていい命が毎年これだけ亡くなっている。」


 この現実は変えていかなくてはいけないと思います。昨年は、意外な有名人の自殺もありました。その前後での自殺も増えています。それに感化されての行動も出ていたとの見方もあるようです。

 しかし、命はあなたの物。他人がどうこうできるものではないはずです。苦しいことは、いずれ乗り越えられる。できなければ助けを求めようよ。あなたの助けになる人や団体がきっとあるはずです。


 ただ自殺を選択してしまう方々は、社会的なつながりが希薄化している面があるのというのを相談している中で感じました。「どうすればいいのか?どこに相談すればいいのか?」など情報不足(情報をえることができない、)のためつながりを築けない。それに、周りの無関心やその人の社会環境の状態など、いろいろあると思います。その様な方々のための情報発信の在り方、地域に合わせたインフォーマルな連携、アウトリーチなど、支援する機関がもっと環境の改善に着目した支援方法を検討していく必要があると思います。

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