反貧困の社会を目指して
~NPO法人「ほっとプラス」の挑戦~
twitter で呟いたんですが改めて。
自分は精神保健福祉士として精神疾患、障害のある方の住居支援、就労支援を行っています。(詳しく言うと、行っていく予定です。)
でも当法人の目的でもあるメンタルの問題を改善・予防していくためには、社会福祉士としての視点が必要になると思っています。それは社会にある様々な問題(いじめ、DV、自殺、貧困などなど。)がメンタル不全を起こすことが多く見られるからです。これまで相談を受けてきた方々は、これらの社会的背景をいくつかもっていました。
いじめ、家族問題、DV、性被害、パワハラ、貧困⇒精神疾患になりやすい。
精神疾患⇒いじめ、家族問題、DV、性被害、パワハラを受けやすい。
精神疾患⇒貧困になる可能性が高い。
どの問題にも耐えきれず、もっとも悲惨な自殺につながる可能性がある。
上記は一例ですが、精神疾患や自殺の問題を解決していくためには、社会的に問題になっているいじめ、家族問題、DV、性被害、パワハラ、貧困などを改善していくことが最も重要なところ。
今後は、社会問題の改善をするという視点を強化して仕事に取り組んでいくことが必要だと感じています。活動内容としては、精神的な病気や障害のある方の生活支援、そのような状態にならないための予防的な支援。つまりは社会的な問題(いじめ、DV、自殺、貧困など。)の改善を中心に行う。
特に貧困問題が今後ますます必要になる、そう感じた点と取り組んで行こうと思えた点で今回の研修は良かった。
障害者の支援に比べて、社会的な問題の支援はお金にならない。それは支援する側が生活出来ないという意味です。できるようにしている団体もあると思うが、障害者施策と比べて始めるにはリスクが大きいんだよね。だからこそ、専門家が集まらない。でもね、そこの支援が大切なんだ。そういう話も聞けたのは、同業者として嬉しくもあり理解できるところでした。
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