2016年7月30日土曜日

相模原市の障害者施設における殺傷事件について思うこと。

朝、コーヒーを飲んでたら衝撃的なニュースが流れてきた。


相模原市の知的障害者施設で入所者が刃物で刺されて19人が死亡、26人が重軽傷を負った事件。

これは日本で起きたのか?と目を疑うほどのニュースだった。

その後も、どのメディアでも事件を取り上げ、散々ニュースに流れていたのであまり見ないようにしていました。見るほどに嫌になるし、辛くなるので。

なので、事件の詳細や細かな部分には触れませんが、感じたことを書こうと思う。



まず、今回の事件に巻き込まれて不幸にして亡くなられた方々とご家族に深い哀悼の意を表します。またお怪我をされた方がの一刻も早い回復お祈り申し上げます。

今回この事件に巻き込まれて、苦しまれている方がたくさんいると思います。みなさんが安心が生活できるようになることを願っています。



その後のニュースで、容疑者は病院の精神科に措置入院されていたこと、また大麻の陽性反応が出たということを知った。

容疑者については、どのような状態であれ厳正に法で処罰をして頂きたい。

しかし、容疑者が精神に問題があることで、精神障害者は危ないんだと一括りに考えてしまう方もいると思う。そのような風潮が強まると、精神障害や疾患のある方々が地域で生活していくことが妨げられてしまうのではないかとの懸念がある。


実際に、「措置入院」制度見直しへという流れになっている。
http://mainichi.jp/articles/20160729/k00/00m/040/014000c
また、病院へ入れといたほうがいいとの方向にならなければと思う。


うちも障害のある方の支援施設を行っていて、様々な障害の方がいますが、精神障害の方の支援がメインです。地域にあるグループホームで生活し、就労施設で仕事に就くため日々訓練しています。
この事業を行えるのも、地域の方々のご理解とご協力があるからこそできることだと感謝しています。


このようなショッキングなニュースを見ると怖くなってしまうと思うけど、精神障害は~、精神病は~と一括りで捉えないようにして欲しいと思う。

もちろん、間違いを犯す方がいるのも事実。
しかし、検挙された一般刑法犯にしめる精神障害者の比率は0.9%くらいとのこと。

罪を犯した人には、処罰が必要です。
でもそれ以外の方々へ、不安の目が向かないように祈っています。

今後二度とこのような事件が起きないように、なぜこのようなことが起こってしまって、どうすれば防げるのかを深く考えていただけたらと思う。



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