これはちょっと古い記事ですが、精神関係では大きな転機であるので載せます。
これまでの4疾病5事業(4疾病【がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病】+5事業【救急、災害、へき地、周産期、小児】)に精神疾患が追加され、「5疾病5事業」となります。
平成23年7月6日 社会保障審議会医療部会資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001hx9n.html
精神疾患は、08年調査で患者数が323万人と、癌の152万人の2倍に達し、現行4疾病で最も多い糖尿病の237万人をも上回る。特に近年は、職場におけるうつ病、高齢化による認知症の増加など、国民に広く関わる疾患となっている。
また、精神疾患による死亡は年間1・1万人で、さらに、年間3万人に上る自殺者の9割が、何らかの精神疾患を患っていた可能性もあり、緊急性も高い。
これらのことから、社会を挙げて取り組むべき疾患の1つと認識されたようです。増えている患者数、減らない患者数、これからも増えることを考えると力を入れていくべき分野と思います。このように意識されていくのは良い変化だと個人的には感じます。
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