2014年12月9日火曜日

第2回運営会議にて。

12月9日(火)15:00~ 稲敷市役所新利根庁舎にて行いました。

今回の議題は
①地域生活支援拠点について
②その他

①地域生活拠点について
・千葉県で行っているグループホーム担当の相談支援専門員を置く制度は良いのではないか?
・まだまだ市内には足りないサービスがある。ショートステイとか足りない。
・様々な支援事業を行い、地域の拠点サービスとして行っているが、まだまだ拠点となれるまでに至っていない。
・大きい法人では多種のサービスを行い、拠点となりうるところもあると思うが、障害の分野など様々な専門性を担保できない。

既存のサービスの有効利用、連携を強化していくために、自立支援協議会で相談支援担当者やサービス従事者などが集まり、困難ケースなど、話し合いながら対応していってはどうか?
金銭的なこともあるので、既存以外での施設整備や拡充は難しい。でも、その中でどう整備していくか?
など、いろいろな意見が出ました。

いくつかの法人さんは、生活の拠点となれるように様々なサービスを行っているが、利用者さんの多様なニーズに答えるとなるとサービスが足りなかったり、身体・知的・精神の3障害の中で専門分野があるので、多様な障害の支援を受け入れることができない、という悩みが見られた。

これまでの福祉政策を見れば、3障害が独自の法律の中で発展してきた。それが自立支援法で一体となり、全障害を受け入れることになる。
でも、施設側は障害に特化してサービス・支援をしてきたわけだから対応ができないのは否めない。しょうがないよね。


で、支援拠点をどうするか?


既存の施設の機能を面的整備して、体制整備については個別の施設でできように対応していく。 それを市内の連携で行っていければよい。 ってな感じになりました。

うん、安定志向。
行政っぽいね。



自分も会議中に考えがまとまらなかったから、何も言えんかったけど。

自分が考える拠点として、市内にはいろんな障害分野の多様なサービスがあり、多分うまく融合することなく独自に発展・活動しています。
それらのサービスを合わせれば、ある程度のニーズに対応できるくらいの量と質があると思っています。
福祉サービスの利用には相談支援事業所のケアプランが必要であり、その方々の知識でサービスを組み合わせることは可能だと思いますが、障害分野が異なれば情報量は圧倒的に少なくなるんじゃないのかな。
そのため、市内全部の施設が集まり、稲敷市福祉事業所プラットフォーム化を図れればいいのかなと思う。もちろん、市内で救えないニーズは、さらに近隣の事業所に連携を求めればいいし。
それを指揮するには中心機関が必要であり、それを自立支援協議会が担えればいいのではないかなと考える。部会を作ってもいいし。既存のを利用してもいい。
自立支援協議会には、知的や精神、身体は弱いけど、福祉サービス事業者の方々、それ以外の教育や就労、児童や養護、行政の方々や保健師さんや民生委員の方、商工会やハローワークなど幅広い方々が集まってる。その方々が集まって利用者の支援プランを話し合ってもいいし、事業所の関係者(管理者とか)が集まって、受け入れ状況や支援内容や提案、ケース検討していけば面白いかなと考えてる。
本当はこれをクラウドベースのグループウェアや情報共有アプリとかでやれればスムーズだと思うんだよな。そういうのを作りたい。

いつか、提案してみようと思う。


●その他
今後の全体会議にて
自立支援協議会の運営をどうしていくのか?
部会をどうするか?
どういう方向で進めていくのか?
を考えていくようにする。

この点については、早めに考えていければと思う。

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