心の悩みや病気、障害のある方がと関わっていると、とても多くの問題が背景にあることを知ることができます。そして、その問題はどんどん顕著に表れてきています。
精神障害者の現状 【一例です】
ポイント① 患者数の増加
精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、平成23年は320万人と近年大幅に増加しています。特に、うつ病や認知症などに著しい増加が見られます。
※データは、みんなのメンタルヘルスより
ポイント② 長期入院
精神科病院に入院してもそのまま退院できず、1年以上の長期入院を続けている人が20万人以上います。そのうち25%が「入院期間1年以上」ということで、しかもそのうちの25%が「10年以上の長期入院患者」であるという統計もあります。病院の他に居場所がなく、症状が良くなっているのに長期入院を続けざるを得ない「社会的入院」という問題もあります。
ポイント③ 自殺者数
WHO(世界保健機構)が実施した調査では、自殺に及ぶ前に約95%の人は何らかの精神疾患に該当する状態であるとのこと。躁病やうつ病などが30%と最も多く、アルコール依存症や覚せい剤による精神疾患などが18%、統合失調症が14%と続いています。
これ以外でも、精神的に悩む方々の周りには、貧困、いじめや虐待、DVにひきこもりなどなど、様々な社会問題があります。
多くの人が自分に関係ないって思うかもしれません。
たしかに、これまでは見える形で精神病について意識したことがないのかもしれません。
でもそれは、彼らが病院にいて接点がなかっただけだからではないでしょうか?
今はうつ病という病が認知され、メンタルクリニックも増えてきました。
同級生や友人、家族や親戚など、身近な人を辿れば精神的な悩みに苦しむ方に合う人も増えてきたと思います。これまで遠かった問題が、身近な問題へと変わりつつある時なんだと思います。
精神病は誰もがなってしまう可能性のある病気です。
自分は大丈夫だよって思う病気ではありません。
彼らの一人一人の課題の改善や、生活の質の向上を目指して、少しでも多くの方が関心をもってくれたらな~と思います。
そしてご賛同とご支援を (*´∇`*)
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