2016年12月29日木曜日

2016年の振返り。

今年ももう終わり。
年末なので今年も振り返りをしてみようと思う。

今年初めに立てた目標は、「元年」
物事の大きな変わり目の、最初の年という意味でこの目標にした。
振返ってみるとその目標に近いような1年にできたと思う。

これまでは毎年様々な展開を始めてきた。
でも今年は、出張ばっかりでほとんど何も始めていない。

その分、仕事の体制やスタッフを増やしたり、インプットの多い年にできたと思う。
それに、自分が不在の時が多くても、現場が特に問題なく進めてこれたのは大きな成果であったと思う。これが一番嬉しいこと。


そして憧れであったトリエステに行けたこと。
これは一番いい体験だったかな。
これからの活動においてとても勉強になったし、生かしていける点は多分にあった。

来年に向けて十分に充電する期間とすることができた。

そして来年はたくさんアウトプットしていく時期にしていきたい。


みなさん、今年もお世話になりました。
良いお年をお迎えください。


「いつもお疲れ様です!」
と、肩たたきをしてくれる利用者さん。
こういうのが1番嬉しかったりします。



~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年12月27日火曜日

【総括】イタリアでの思い出

時がたつのは早いね。
イタリアの視察ツアーから帰ってきてもう1ヶ月が過ぎる。
今思い出してもその余韻は残っている感じだ。

はじめてのイタリア、初めての海外での誕生日、素敵な仲間たちと過ごしたこのツアーは、とてもいい学び、いい思い出として残っている。

まずこのツアーの参加者だが、ソーシャルワーカーが一番多かった。一応、自分もその括り。
そして、作業療法士や看護師に看護大学の准教授、精神科医や精神病院の事務長など多彩な人たちであった。

ツアーは11月15日から24日までの10日間で、トリエステ・ヴェローナ・アレッツォ・ヴァルデキアーナの4カ所の視察研修ととてもハードな内容だったが、ちょいちょい自由行動もあったので楽しめたと思う。仲間との余暇が最高に楽しかった。

ちょいちょい空き時間があると、おじさんたちで集まって飲みに行くパターンができた。夕食はみんなで食べに行くから少しかしこまるけど、気の合う数名で夕食前に「0,5次会」に行く。
「じゃあ、0,5次回行こうか?」っていうのが決まり文句になってた(笑)




そして、話は変わるがイタリア人はいろいろ長い。
ゴールの見えない講義、ゴールの見えない会食。
当時は超絶辛かったけど、それも今思えばいい思い出。

「0.5次会」、「ゴールが見えない」というが、旅での流行語でした。

そんなこんなでツアー以外も充実していました。


ツアーで学んだことについてはこれまで書いてきた。
以下、簡単にまとめたもの。

各州内にある地域の地域医療事業体(ASL)において精神保健サービスが配置。
地域精神保健センターを中心に、総合病院内の精神科救急病棟、デイケア、リハビリテーション施設、グループホーム、労働組合などと連携。

チーム構成は多職種で、精神科医、看護師、心理士、福祉士、作業療法士、リハビリテーション技術者、教育職、事務職から構成。ただメインは、精神科医、看護師などの医療従事者が6割。

イタリアの凄いところは精神科医療者も白衣を脱いで当事者と向き合い、医療モデルではなく、生活モデルで対応していること。精神科医も貧困問題、家探し、職探し等も一緒に行っている。

医療モデルか、生活モデルかというのが日本との大きな違いだと思う。


【精神保健福祉領域のざっくりとした違い】


日本をイタリアにするのは可能か?
ん~、すぐには難しい気がするね。

イタリアは精神病院をなくしたが、精神科医や看護師を中心としたチームが地域に降りて、そこでのサービスを作り中心を担ってきた。仕事や労働者を地域へとスライドさせた感じかな。
しかし日本は、精神科病院をもったまま福祉サービスが展開され、どちらの量も増えてきた。だから精神科病院も福祉サービスも多い。
イタリアと同じようにすれば、多くの精神科医療のチーム(看護師が多い)の仕事がなくなる。医療チームが地域で支援するスタッフとなるなら、多くの福祉関係者の仕事がなくなることになる。どちらにしても困る人は多い。

それに日本は病院も福祉も民間が多い。
大きな方向転換は、潰れる可能性があるので反論も多くなると思う。
うちも大きな変更に対応できるほどの体力はないからね…。


では無理なのか?

先輩たちの貢献もあって、精神保健福祉領域では「病院から地域へ」と徐々に政策が進んできた。
それゆえ福祉サービスが増えて、精神科病床数も減ってきていると思う。

この流れを緩めないように、進めていけば徐々にではあるが近づいていくんだと思う。


精神病、疾患を持っている方が地域で生活していける仕組み、サービスを作り、どんどん良い効果を生めるようになればもっと良くなっていく。

だから、今後も良い状況を作れるように頑張って作っていきたいな~、と改めて感じた旅でした。


以上。

結局、ざっくりとした内容だけど(笑)

おわり。


~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年12月20日火曜日

昨年より、プログラム参加者が増えてるんだよね。はっはっ~!

11月22日(火) 10:00~13:00 ヴァルデキアーナ視察研修

イタリア研修のことは、ここ数回書いてきたが、書いている自分がもうおなか一杯な感じです…。
もう飽きた...。

でも、とりあえず記録として書いていきます。


ここヴァルデキアーナでも、地域精神保健でのサービスについてはほとんど機能が同じだと思う。
なので、その辺の説明は省きます。

まず最初に精神科の先生が語ったのは、留置場のような病院を廃止したと話があった。
これは国の法律が変わり、司法精神病院もなくすことになったということ。
そのため、トスカーナに47人もの法的に問題のある人が入ってきてサポートすることになったから大変だよと話していた。
現場での対応は大変と思うが、精神病に対するあらゆる隔離をやめたというのは凄いことだと思う。

そして、この研修で特に印象に残ったのが、職業訓練サービス。
コーディネーターが企業開拓して、企業と連携して1年間の職業訓練サービスを提供する。
もしできると判断されれば、その企業へ就職することになる。
プログラム中は、企業負担0で、行政負担で参加者に給料を渡している。

で驚いたのは、その結果について。
プログラム参加者は22名で、1名が正規雇用。それ以外は実家に帰った人もいるし、次の年のプログラム待ちとのこと。

「昨年より、プログラム参加者が増えてるんだよね。はっはっ~!」

って自慢げに話していた気がする。

でも実際に仕事できる人は少ないみたいでした...。


おいおい、結果率が低すぎるでしょ!
就職が難しいのは分かるけど、うちでも就労訓練参加者の6名中1名は毎年就職してるよ。
ん~、なんだかな~という感じでした。


イタリアは、精神保健サービスが行政サービスとして行われている。
予算によって、削減されるだろうから、日本より福祉サービスは全然少ないと思う。グループホームも少なかった。サービスに来ている人の支援は出来ているが、つながっていない人もたくさんいるんだと思う。


福祉サービスの量は圧倒的に日本のがいい。質は細かくまでわからないけど。
ここでの研修で日本の良い面も見えた気がします。





   



この日の研修は早めに終わったので、お食事とちょっと観光。
いや~きれいな街並みです。




昼食はここで。



前精神保健局長のD'Arcoさんと記念撮影。




ここからの風景がいちばんきれいでした。



そして名前を忘れてしまったが、有名な人のお家。



今日はこの辺で終了。


~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年12月15日木曜日

トリエステだけじゃなく、アレッツォもすごいぞっ。

11月21日(月)9:00~18:00 アレッツォ視察研修

①精神保健センター
②総合病院(精神科救急)
③レジデンス

精神保健センターは、145,000人を対象とした行政区域を担当し、精神科医・精神科看護師を中心に心理士、福祉士などのチーム構成で、住民の精神衛生を保つことを目的に活動していた。


24時間365日対応で、医療面においても医学モデルではなく生活モデルが中心。
訪問診療、訪問支援が中心で、心理教育、自助グループ、緊急対応、デイケア、レクリエーション、レジデンスなどのサービスを行っている。この辺はどの州も同じような対応をしている印象だった。

これらのサービスは行政の予算で運営する公共サービスのため、予算の削減などできることが出来なくなることもある。特に、昨年まではアレッツォ県のみを対応していたが、今年からブロッセントも対応することになって対応が追い付かないと話していた。
予算に依存しているので、財政状況に大きく影響を受けてしまう点は怖いかなと思う。来年からは大幅削減もありうるからね。


「アレッツォには、バザーリアの前から生活モデルを実践している精神科医がいたんだよっ  ( ̄ー+ ̄)キラーン」と話していた。やっぱり、イタリア全土にそういう医者が出てきていた時代なんだろうと思う。
でも何となく感じたんだけど、かなりトリエステを意識してる...。


バザーリア法の失敗についての話。
退院後のケアの問題。退院後のケアが全然足らなかったということ。
逆に成功点としては、各地に訪問サービスが広がったこと。訪問診療を行うことで看護師が一番勉強になったのではないか?と話していた。

訪問サービスがなぜ必要なのか?
服薬している患者さん以外も対応することができること。薬だけでなく、ソーシャルワーカーも同行するので、様々な対応ができる。
ただ、基本的な家事などをすることはほとんどなく、励ましたり、本人が出来るように支援する事が中心。全てが公的なサービスなので、何でもやってあげるという考えではないとのこと。
本人主体でできることはやってもらうという姿勢はいいと思うが、一人ひとりの細かなニーズに対応できるわけではないんだろうと感じた。


【センターで話していた4つのルールについて】
・医者は話すのではなく、患者の話を聞け! 患者にも情報共有すること。
・困難なことは相手に伝えない。
・できることに目を向けて、一人一人の対策を見つける。
・患者さんに最大限の関心を持つこと。
先生が語っていた4つのルールは、福祉の仕事でも役立つことだと思う。


全体的な印象として、トリエステより医療面の対応が強かったように思う。色が違うよね。治療面でも入院等の緊急対応も比較的やっている印象だし、服薬などの医療面の重要性を多く語っていた。


次は一般病院内にある精神科救急の見学。

 






精神科救急では、病床数は9床で入院対応も15日が限度。
これはどこでも共通しているが、入院は短く地域にて対応するということ。またグループ心理教育に力を入れている。
ここでは、看護師の育成に力を入れており、心理教育等の訓練もする。育った看護師が地域での生活支援の担い手へとなって巣立っていくとのことであった。


病院の先生の話。
「トリエステの保健センターのベットのことだが、精神患者を本当に一般の人と同じように扱うなら、ベットを置かないほうが良いと思っている。これはトリエステへの批判ではないけどね ( ̄ー+ ̄)キラーン」


精神保健センターの時から、ちょいちょいトリエステの話や比較が出てきていたが、アレッツォではトリエステをかなり意識している印象だった。

「トリエステだけじゃなく、アレッツォもすごいぞっ。」 って(笑)



最後は、レジデンスの見学。


 




レジデンスは、デイサービスや訪問サービスを利用しても効果が少ない急性期の方が対象で、日常的な生活訓練を行い、アパートへの生活移行を目的にしているところ。日本でいう入所型の生活訓練施設と同じだと思う。

またここでは、軽~中度の法に触れた18歳未満の精神病者の生活訓練も行っている。
グループワークを多く取り入れ、SSTやアッセンブレア等を行っている。

利用者さんがより自立した生活をするための機関として重要な役割を担っていると感じた。


長くなったので、ここで終了。
次回は4日目最終日です。
では。


今回はこの写真で。


実は、ライフイズビューティフルの映画の撮影地です。




~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年12月8日木曜日

精神病はエピソードである。

11月18日(金) 9:30~18:00 ヴェローナ視察研修にて。

①ヴェローナ大学にて ー グルーチ先生の講義
②精神保健センターの見学
③自助活動組織(グループホーム)の見学

ヴェローナ大学での講義では、バザーリア法の歴史と法の中身、出来てからの現在の状況についてを詳しく説明して頂きました。









(以下、ざっくりとした流れ)
・バザーリア法ができる前の法律から、入院日数が少しづつ減ってきていた。
・1960年バザーリアと賛同する精神科医が集まり改革を始めた。
・1978年180号(バザーリア法)の成立。
・新たに病院を作らない。患者さんを入れない。などの精神病院を廃止する制度となった。
・精神病院から総合病院内の精神科救急への移管。入退院の日数が激減。
・総合病院内の精神科救急での治療も減り、コミュニティーケア・デイケア・アンブラトーリオなどのサービスが
 増えた。


その根底にあったのは、
精神病院は治すところではなく、悪くするところ。(被害者となるキャリアが始まるところとまで言ってた。)
精神病院は治らない。だからこそ環境の改善が必要だ。
            ↓     
自由こそが治療であり、普通の生活をしていくことが治療になる。


では、精神病院をなくすためには何が必要なのか?
①総合病院内での精神科救急サービス。
②精神保健センターのようなコミュニティーサービス。(様々な機能があります。)
③レジデンシャルサービス。(生活訓練などの訓練)
④グループホーム。


グルーチ先生の言葉で印象に残っていること。

精神病はエピソードである。

症状が悪いときは治療が必要であるが、そうでない場合は必要がないもの。

エピソードという表現は面白いな~と思った。でもなんかそうだよねって、腑に落ちたんだよね。


今回の講義は、自分が知らないことも多かったのでとてもためになりました。
しかし、先生というのは話が長いね…
とても勉強になったけどさ。
いつ終わるのか?ゴールが見えませんでした...。


次は精神保健センターでの見学。









その建物はもともとは精神病院で使われていたところを改装して精神保健センターにしたところだった。
そのためどこか少し冷たい感じ(トリエステより)がしたが、患者さんの様子とか表情を見ると、良いケアがされているんだな~と感じた。

ここでは精神科医の研修医が6人くらい学んでいて、精神科医を育てる研修システムがしっかりしている印象を受けた。ヴェローナ大学の精神科医の卵がここで研修して、それぞれの現場へと巣立っていくみたいですね。

それとスポーツや芸術などの作業療法、訪問サポート等、手厚くサポートしているように感じた。

センターの中の機能や役割については、トリエステとあまり変わらないが、運営方法については若干色が異なるように感じた。


最後に自助活動組織の見学。


市民の住む一般のアパートの一部を借りて、事務所とグループホームを利用しているところを見学した。
一般の住居を間借りしているので、市民が隣に住んでいる。この点は、日本ではなかなか難しいところもあるのかな~と思った。
ただ、中身の運営自体は日本のグルーホームとあまり変わらないかな。
設備基準としては日本のが全然厳しいと思う。まあ制度が違うし、民間も運営するから仕方ないけどね。
ホームに住んでいる利用者さんはみんな穏やかに楽しそうに生活していました。


トリエステとヴェローナ、関わりにおいて核になる部分は共有しているが、中身の運営についてはその土地の特色があるように感じた。


とりあえず長くなってしまったので、また次に。



ゴールが見えない講義...、ゴールの見えない会食にて(笑)。


この会食が終わったのは、日が変わってからでした...( ノД`)



今回も最後はきれいな写真で。
ヴェローナの闘技場の夜景です。




~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年12月1日木曜日

「精神医学はエセ科学だ」



11月16日(水) 9:00~19:00 トリエステ視察研修にて。

①ガンビニ精神保健センター
②一般病院の中の精神科救急外来
③就労系のリハビリ労働組合
④ジェンダープロジェクト


「精神医学はエセ科学だ」

そもそも精神科学はあるのか?
ないものを作って、人を区別しているだけではないのか?

精神病院はどこでもそうだが隔離されてる。
そもそも隔離は本人のためではなく、管理する側のために行っている。
苦しんでいる状態で精神病院に来ても良くなる人はいないよ。より悪くなる。

精神病で苦しみ、さらに自由も奪われる。
それは良くないことなんだ。だから自由を取り戻そうとした。

患者さんを病気で判断するのではなく、その人の持つ特性や環境で考えること。
でも精神医学は分析的なもので、社会的な側面が全くないんだ。
患者さんが良くなるには、社会的な側面のサポートが必要なのにね。


人としてどう生きているか?
について常に向き合わなければ、患者に向き合っているとは言えない。

病気や症状だけで本人を見るのではなく、生活の主体者として本人を見なければいけない。


※これは私見ではなく、トリエステで言われていたことです。






 


イタリアでは、各州内にある地域の地域医療事業体(ASL)において精神保健サービスが配置されている。精神医療や予防、様々なケアサービス、リハビリテーションなども行っている。

地域にはガンビニ精神保健センターのような地域精神保健センターが配置されていて、総合病院内の精神科救急病棟、デイケア、リハビリテーション施設、グループホーム、労働組合などと連携している。


視察したガンビニ精神保健センターの機能としては、日本でいうクリニック、訪問診療、薬局、デイケア、地域活動支援センター、リハビリテーション、ホームヘルプサービス、ショートステイ、その他ソーシャルワークサービスといったところだと思う。あらゆる機能を持っている。

センターは月曜から金曜と日中に開いていて受診もできる。訪問活動を積極的に行っていて、各患者の重症度などニーズに応じて治療・介入方針が決められている。誰でも入れて、誰でも出ていける開けたコミュニティーのような感じだった。

他の機関として、総合病院の救急医療、労働組合のような就労の場、グループホーム、様々な市民団体と協力して患者さんの支援を行っていた。

チーム構成は多職種で、精神科医、看護師、心理士、福祉士、作業療法士、リハビリテーション技術者、教育職、事務職から構成されていると思う。ただメインは、精神科医、看護師で6割くらいを収めている。


精神科医療者も白衣を脱いで当事者と向き合い、医療モデルではなく、生活モデルで対応しているとのこと。
そして、精神科医も貧困問題、家探し、職探し等も一緒に行っているというから驚いた。
患者さんをちゃんと生活の主体者として見ているんだな~と感じた。
この部分は日本ではありえないでしょ!って思う。
まあ、そういう先生もいるかもしれないけど少ないんじゃないのかな。

では、総合病院内の精神科救急はどうだろうか?
家族からもそうだが、クライシスや警察対応が多い。これは日本と変わりないだろう。

で入院については?
症状や服薬等の検査に数日間かかり、その後退院して精神保健センターへと移すということ。
圧倒的に日本より早い。結果がどうこうは分からないけど、地域でサポートするという姿勢が伝わってくる。凄いね。

この研修で強く感じたのは、医療者が患者に、そして地域に降りているということ。
医療モデルではなく、生活モデルを中心に医療から福祉が行われているということ。
精神病院をなくしたが、精神保健の中心は精神科医療が中心であるということ。
自分が考えていた環境の改善こそが必要だということ。

様々なことを学ばせて頂きました。


精神病院をなくしたイタリア。
でもサポートの中心には精神科の医療チームが存在する。
日本でも患者さんの支援には、あらゆるところで精神科医療が責任を担保している。させられていると言う方ががいいのかな。
絶対的に必要な精神科の医療チームを中心に構成されて、連携している福祉サービスは素晴らしいなと思った。医療が生活モデルでやっているというのは前提だけどね。

いろいろな認識も変わった研修だった。


今回トリエステに来た目的である、保健福祉センターを中心とした他のサポートと連携した総合的なサービスの構築。バザーリアが作りはじめてから、現在も行われ進化してきたサービスは、日本における法律とサービスを組み合わせれば作ることは可能だと思う。
ほとんどのことが同じようにできる。制度的にはね。実現も可能だと思う。
でも難しい問題もある。それは医療側の医療モデルか生活モデルの違い。
これは、うちではどうしようもないからね…

いろいろ困難はあるけど、新たな形で自分なりに表現していきたいと思った。


長くなってしまいましたが、ここで終わりにします。
書ききれないことはまた次に。




最後に、トリエステ統一教会のきれいな写真で。


















~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年11月19日土曜日

これはクライシスだよね。


トリエステには精神病院がない。

病院がなくても、患者を地域生活の中で支えている。

 「クライシスの時はどうするんですか?」
日本人の気になるところ。
特に医療関係の人は気になるであろうこの手の問いはよく出る。 


トリエステではクライシスをチャンスと見る。
その人のことをよりよく知る機会となり、その経験が彼らの地域生活での支援に活かされて行くと。


「でも、自傷他害の場合はどうするんですか?」
自傷他害の場合でも、検査や診察をして精神保健センターへ行くことが多い。
どうしてもそれが難しいと判断したら、入院で対応することもある。
ただしケースは少ないし、入院しても数日で出て行くことが多い。

ここで質問者は、ホッと胸を撫で下ろす。
どこまでも聞いて引き出したい、入院との言葉。
この手の質問は、クライシスでの対応について、自分の考えや行動を正当化したい気持ちが含まれているように感じる。
薬でおとなしくさせる。それでもダメなら入院だなって。まるでそれが当たり前のようにね。


でもトリエステではほとんど入院中心の対応を行なっていないように思う。
それは肌で感じた。
そうならないような仕組み、向き合い方と対応をしっかり確立しているようだった。
しかしそれは制度の違いや、支援者とチームの力量にも寄ってしまうけどね。


そもそもクライシスの捉え方が日本とは全然違うし、これはクライシスだよね度(度合い)も大きく幅がある。

トリエステではクライシスをチャンスと捉えるが、日本はクライシスを限界と捉える。
もうこうなったら無理みたいな。限界は、支援、サポートの意味で、やりようないから薬飲ませて黙らせて、入院させるしかないと。


またクライシスの幅も全然違う。
トリエステでは、大声あげて騒いでても、彼だしね、しょうがないと。
しかし日本だったら、クライシスだね、入院だよってなるケースもある。

これは、バザーリアと弟子との相談の時の話のこと。
「彼は大声を出さないと生きていけないけど、僕は大声を出さなくても生きていける。それだけだよ。」と伝えていたことにも大きく関わっていると思う。
違いを認めることが根付いている。


そうクライシスへの懐の深さが大きく違うんだよね。

だから対話の時は、日本とイタリアで言ってることと感じてることが食い違っているように感じるんだと思う。


クライシスへの向き合い方と対応方法。
これが、これからの日本の精神保健にとって重要な課題なんだと思う。


これまではクライシスへの対応を含め、大変なことを何でも精神病院に投げてきた。
それが今、精神保健領域の歪みとなって表出してきている。


もう少しクライシスへの対応を含め精神病院へ押し付けるのではなく、福祉の力で地域生活を維持できるように、自分たちが力をつけていかなくてはいけないんだと思う。


~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年11月15日火曜日

歩いていこう、自分の道を。

道はいろんなところで分岐していて、その先々でも分岐している。

どの道を行ったらいいのか?

こっちに行こうとしたけど、いやあっちかもしれないな。
でもな~、こっちでいいのかもしれない。
そんな選択の繰り返しで、今の立ち位置になっているのが今の人生。

あそこであっちに行ってたらな~。
人生変わっていたかもしれない。
そう思うことも、しばしばある。
自分の夢へと続く分岐点、数々こなしてきた結果が今の俺なんだよね。


「昔に戻りたい。」
誰しも考えるであろう過去への逃避。


でもその先にあるのは、取り戻したい夢の半分を探しているんじゃないだろうか。
別の人生だったら、夢も花咲いていたかもしれないってさ。


でも、そう考えたってどうしようもないこと。


あの時はって考えちゃうけど、それらを選んだ過程に今の道がある。
どれがいいか分からないけど、今の道を信じて進む方が大切だと思うんだ。


もし失敗しても大丈夫。きっと、その先にはまた道がつながってるんだから。



と、自分を励ます(笑)




では、イタリア研修行ってきます(*゚▽゚)ノ


研修は、15日から24日の10日間です。

研修中のご連絡は、FBメッセ、LINE、Mailにてお願いします。

Mail : boss@npo-smsc.jp

写真は特に意味はないです。



2016年11月6日日曜日

ソーシャルファームジャパン in つくばに行ってきた。

10月につくばで行われたソーシャルファームジャパンに行ってきました。

ソーシャルファームというのは、日本では最近になってよく聞くようになってきが、世界ではもっと早くに広がり、認知されてきたモデルのこと。
1970年代にイタリアのトリエステにて、精神病院入院患者が病院職員とともに地域で就労する施設が設立されたことが始まりで、それから世界各地へと広がっていった。
ソーシャルファームの概念や取り組みは、世界によって意味が多少異なっている。ただ、就労が困難な人と健常者が同等の条件でともに働き、同等の賃金を得ているというのがその要素だと思う。ソーシャルファームの基準については、法律を定めるなどの国によって基準を定めていることもあり、とても差があるみたいだ。
また、障害のある方の場合は、程度に応じて助成金が支給される国も多いらしい。

日本でも少しづつだが事例が出てきて、ソーシャルファームジャパンも発足されたが、認知度はまだまだ低いのではないかな。少しづつ増えてきたけど、日本でのソーシャルファームは障害分野でいえばA型になるのかな~と思う。他の形ももちろんあるけどね。保険給付が出てる分、海外よりはメリットがある部分もある。

今回のイベントで感じたのは、どのような状況であれ、就労に困難がある人(障害がある人)と健常な人が共に働き、同等の条件と賃金で就労していくっていうことが世界的に求められているし、国によって取り組みが違えど、目指しているところは同じなんだ~と感じた。あたりまえだけどね。

それと印象に残ったのが、ソーシャルインパクトボンド(SIB)という取り組み。
社会的コストを低減する、行政が未だ実施していない事業を、民間投資によって行い、行政がその成果に対する対価を支払う社会的インパクト投資モデルのことを言う。SIBは、事業が失敗するリスクを行政機関から投資家へ移転する仕組みから、リスクはあるが高い効果を見込める新しい事業を大規模に実施する前に、実際に効果があるかどうかを確認する目的で行われる実証実験に適している。

この取り組みは日本でも広がってきていて、NPO活動の事業活動に対する費用対効果を図り、助成金や投資等、支援先や団体の選定等にも大きく影響すると思う。

SIBは以前から知っていたので、どうにか自分の事業にも当てはめていきたいけど、なかなか自分の理解が難しい...(><。)



仏ジャルダン・ド・コカーニュ創設者 ジャン・ギィ・ヘンケルさんと。


そして、ヘンケルさんの話。
お金を寄付する人たちは中流階級が多い。フランスや欧米では。所得が低い人たちも出している。
寄付を集めたいなら、お金を使わなくてはならない。人材や、キャンペーンなど。そのような取り組みがこれからは必要と話していた。

それとコカニューインベスティメントという取り組み。100ユーロの株券を購入すると7年間は無配当、その分税金が軽減される仕組み。このようにNPOの活動自体も株券を発行し税金への反映等、行政を巻き込むような取り組みも必要だって。



自然薯クラブの見学にて。


うちは利用者の就労を目指しているし、そのような活動が中心だ。しかし彼らは、主体性を重視し、働くこともするが、芸術活動にとても力を入れている。
芸術活動以外での社会との接点は少ないように感じたが、そのような才能のある利用者にとっては理想郷だと思った。

太鼓や踊り、絵などの創作活動は鳥肌が立ったね。

自分とは目指すとこが違えど、代表が描いている未来は自身の信念にぶれずに活動しているのが見て分かったように感じる。

信念は違えど、その信念と取り組みには敬服です。


いろいろ出て思うけど、すごいところはたくさんあるし、目指すべきところもまだまだ高い。
楽しくなるね(^m^ )

ワクワク ((o(´∀`)o))


~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。

【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp
お気軽にご連絡ください o(^o^)o

☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

2016年10月25日火曜日

B型事業所の工賃は上げないといけない。

工賃を上げないといけない。

前のブログでも書いたけど、B型の利用者さんの工賃を上げること。
これは、どの事業所にとっても急務の課題と思う。
実際に茨城県からは平均工賃を上げましょうとの指示があり、どこも必死に取り組んでいると思う。
うちもそう思って頑張っているんだけどね。なかなか上手くいかないけど...

そんなわけで、茨城県が開催する工賃向上研修に参加しました。
7月27日(講習)、8月25日(講習)、10月5日(見学会)の計3回。
3回も水戸だからね。いや~大変でしたよ (T_T)

でも、そのおかげでうちの法人の取り組みの方向性も見えてきたかな。

会計についてと就労支援会計の基礎を学び、粗利益、経費、営業利益等、細かく統計を取り戦略をとっていく必要性があることを知った。
それに、売り上げの算出についてはシビアに教わった。作業ごとに収支評価を算出して、どこに無駄があり、どこを拡充するのか?その算出の必要性、その後の動き等を検討して学んだ。支援と工賃を挙げることは別のようで一緒ということ。細かく細分化して統計を取れば、ほぼ無駄がわかるし、原価率の改善やロスを減らし売り上げを伸ばせる。この部分は徹底してやっていく必要がある。

現在どの地点にいて、どこまで工賃を目標とするのか?逆算して事業を見直していく必要がある。


そして、アドバイザー派遣事業を行って、実際に工賃のUPに成功した事業所の見学も行った。


 ①お菓子の商品開発とデザイン等の改善
就労継続支援B型事業として、パン事業を行っていたが、専門家がいないと難しいと感じて、アドバイザー事業を利用した事業所。
支援スタッフが商品開発のためのアドバイスを受ける。月1回程度のコーディネーターとアドバイザー2人体制で、合計5回来園し指導を受けるなどのサポートを受けた。
販売促進のためのロゴデザインの考案。ビスコッティなどの商品開発とパン作り工程の見直しの「ボーリッシュ法」を取り入れる。焼き方や食べ方の提案なども行ったことで売り上げUPにつながった。

②受注作業の新規開拓
これまでは受注作業のみで2社しかなかったが、アドバイザー派遣で相談して、営業で受注先の新規獲得と既存の受注作業の価格交渉について指導を受ける。
新規の受注作業を見つけてきたことで、既存の受注作業の価格交渉も行い、どちらも工賃も改善につながった。

③工程の見直しと利用者に合わせたサービスの変更
アドバイザーを利用して、パン製造の特にロス管理を見直したことで、原価率が40%→30%に減らすことができた。またアンケート調査をして、パンの値段も20~30円の値上げができると判断し、値上げも行った。他の事業でも、利用者とスタッフの意識が変わり、他の事業も収入が上がってきた。
また、B型の事業所の件で本人と家族と相談を行ったら、希望者は10名。その他の利用者は生活介護に移ったので、定員の変更を行った。これまで、サービスの選択を本人主体ではなく、本人たちをサービスに当てはめていた事に気付いたとのこと。利用者さんの特性に合わせてサービスの変更を行ったことで、支援力のUPと工賃の向上にもつながった。

どの事業所を見学して思ったけど、トップの熱意と行動力には感心した。それを支えるスタッフの力量にも頭が下がる思いだね。何においても、特に行動することが大事だよな~って改めて思った。


これらを総合してうちの工賃を考えれば、②受注作業の改善が必要だと思う。新規を開拓して、既存の受注作業の工賃もあげられるようにすることが大事。うちもそれをやっていく。



早くこんな感じになって。



利用者さんにたくさん工賃を払いたいもんです...p(´⌒`。q)



~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。
【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp

お気軽にご連絡ください o(^o^)o



☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

応援クリックを宜しくお願い致します。

2016年10月6日木曜日

願えば叶う。

願えば叶う。

このような考え方は引き寄せの法則とも言われている。
こういうのって、いろんな人がいろんな風に書いてるけど、信じられないって人も多いかもしれない。
そんなに上手くいくかって。

でも、自分はその考え方が最近そうかもしれないって思うようになってきた。
強く願っていることが自分には叶ってきてると感じるからね。
会いたい人にもたくさん会えたし、念願のイタリアにも行けるし、事業も予定通りに進められている。

みんなが叶うわけじゃないんだよって思う人もいるだろう。
そりゃそうだ。もしそうならみんな幸福度MAXだ!

では強く願っても叶う人と叶わない人がいるのはなぜなんだろうか?


これは、個人的に感じることです。

自分が事業を始めてから、「私もやりたいんです!とか、どうすればいいでしょうか?」みたいな相談を受けることが多くなった。自分に教えられることは教えるけど、そんなに知識があるわけじゃないからね。やってきたこと、その方法などを伝えるくらいしかできない。

そうやって説明してて思うのは、「どうせやらないでしょ!」と感じてしまう人が多いということ。
やる人とやらない人の違い。それが叶うか、叶わないか?の違いなんだと思う。
やる人はどうなってもやるし、やらない人はやれない理由ばかり探している。

あたりまえだけど、行動しないと何も変化しないからね。
神様に祈ったところで現状は何も変わらない。

行動しないというのは、生活が変わってしまう...失敗するかもという不安や焦り、周りに何を言われるのかという協調性や同調など、挙げればきりがないけど、自分自身を信じれないからじゃないのかな?

それと、例えばお金が欲しいと願っても、お金で選んだ仕事ははたして自分の生きる道、居場所なんだろうか?自分の心に聞いてほしい。違ったら続かないと思うからね。


自分の心に正直に向き合えていなかったり、願い(信念みたいなもの)が弱いんだと思うんだよ。


「強い願いは行動へと表出して、その行動が願いを引き寄せる。」


と思う。まあ自分がそうしてきたからなんだけど。


そうしていくためには、
「自分はどうありたいか?」を考える。
「こういう人になりたい。こういうことがしたい。」という自分の心に正直に向き合う。
そして、誰に何と言われようと、「やりたいことをやる。」
それが大事。



結局、言いたかったのはね。

「君は小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか?」


「体の中の小宇宙(コスモ)を燃やせ!」

ってことです(笑)

~聖闘士星矢~


~SMSCの活動に興味を持ってくださった方へ。~

ボランティアしてみたい。 http://www.npo-smsc.jp/join/volunteer
一緒に働きたい! http://www.npo-smsc.jp/recruit

他にもいろいろ聞いてみたい方へ。
【お問合せ窓口】
TEL 029-893-3456  Email info@npo-smsc.jp

お気軽にご連絡ください o(^o^)o



☆ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 ベンチャーブログ 社会起業家へ

応援クリックを宜しくお願い致します。

地方で起こす "collective impact"

今年の1月より市より委嘱を受けた、生活支援コーディネーター(SC)というお仕事。 順調に活動を始めて3ヶ月が経ちました。 長時間ではないにせよ、月に8日活動したのでこれまで24日くらい業務しています。 現在どういう活動をしているかというと、地域住民が主体となって...