今年の1月より市より委嘱を受けた、生活支援コーディネーター(SC)というお仕事。
順調に活動を始めて3ヶ月が経ちました。
長時間ではないにせよ、月に8日活動したのでこれまで24日くらい業務しています。
現在どういう活動をしているかというと、地域住民が主体となって生活支援・介護予防サービスの充実が図れるよう、地域にある様々な社会資源(活動)を取材して、その活動内容をまとめています。
その他にもいろいろあるけどね。
詳しくはこちらを見てください。http://smsc-toshi.blogspot.jp/2018/03/blog-post.html
その活動についてのいろいろをスタッフと話しているときに感じたこと。
今日、生活支援コーディネーターの話をしてて思ったこと。— 根本敏宏@SMSC (@toshi_ne) 2018年3月19日
自分はコーディネーターとして市内の様々な団体の活動と実際について取材に行っている。
ほんと様々な取り組みをしている団体がいて、市内のあらゆるニーズを個別の団体として支えている。
あるところは高齢者の居場所としてのサロンを行なっている。— 根本敏宏@SMSC (@toshi_ne) 2018年3月19日
あるところは独居老人のためにお弁当を定期的に作っている。
あるところは作られたお弁当を独居老人のところへ配送している。
うちは貧困世帯の子どもの学習支援を行なっている。
市や社協との連携もあるし、フードバンクとの連携もある。
地域にある様々な地域課題は、これらの団体の支援をコーディネートするだけでも大きく改善できるのではないか?と会社で話してて思った。— 根本敏宏@SMSC (@toshi_ne) 2018年3月19日
地域にあるボランティア団体は60団体以上もあり、会員を含めるとかなりの規模になる。
1団体4~5名だとしても、300人以上の規模だ。
活動内容は様々で、高齢者のサロンや見守りやリハビリ、環境活動、障碍者の支援や児童の支援まで幅広い。ただ高齢者への活動が多い印象はあるけどね。
これらの団体は、それぞれの活動を自団体もしくは少ない団体との連携のみで行っている。
そのため、より地域課題に密着した活動ができているかというとそうでもない。
自団体ができる活動をできる範囲で行っているからね。課題に対するインパクトが少ない。
みんな頑張って活動してるんだ、それではもったいない。
それらの個々の団体活動にもっとインパクトを出せないか?という1例を考えてみた。
例えば東京で話題の子ども宅食。— 根本敏宏@SMSC (@toshi_ne) 2018年3月19日
お弁当を作れる団体に作ってもらい、配送してくれる団体に配送をしてもらう。
貧困世帯とのマッチングはうちと市の生活福祉課で共同して行い、食材はフードバンクにも協力してもらう。
社協の助成金や募金等で資金調達を行う。
子ども宅食は、東京都文京区と5つの非営利組織から構成される共同事業体が協働して始めた事業。
(詳しい内容)https://gardenjournalism.com/project/kodomo-takushoku/
ここまで大きくは出来ないかもしれないけれど、地方でも協働すればできるのではないか?
各団体が新しい事業を行うわけではない。今やっている活動を持ちよって、各団体の強みを生かして、目的に合わせて協働すれば新しい取り組みが起こせるかもしれない。
小さくても市内で起こせる— 根本敏宏@SMSC (@toshi_ne) 2018年3月19日
"collective impact"
コーディネーターは面白い。
小さいけれども、あらゆる課題に対応した課題解決をいろいろ作っていけるんだろうなと思った。
「食材を集めて弁当を作り配送する。」
これはもうできていることだ。目的を何にするかだけなんだよね。
こう考えるとなんかできそうな感じがしないかい?
小さくても地方の市内で起こせる "collective impact"
で、それらの複合的な取り組みを4月から作っていこうと思う。— 根本敏宏@SMSC (@toshi_ne) 2018年3月19日
ということで、"collective impact" を意識した取り組みをこれからどんどん作っていこうと思う。
何事もみんなでやる方が楽しいからね b(^o^)d
"collective impact"とは?
立場の異なる組織(行政、企業、NPO、財団、有志団体など)が、組織の壁を越えてお互いの強みを出し合い社会的課題の解決を目指すアプローチのこと。
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