2018年4月19日木曜日

廃校で起こす新たなAction



ちょうど3年前の今頃。

市と廃校プロジェクトの相談を始めた。


それは、福祉サービスと地域交流を進めるおんらが村構想というもの。

[過去記事] https://smsc-toshi.blogspot.jp/2015/05/blog-post_23.html


気がつけばあれから3年。


この時に話していた廃校は、教育委員会が行う適応指導教室と職員研修施設になっている。

学校の利用については教育関係が優先だからね。しょうがない。


でもその後も想いは変わらず、廃校プロジェクトへの夢を追いかけてきたわけだ。


で、1年前に別の小学校が廃校になり、その活用について最近まで話し合いを進めてきた。

行政の言い分、ウチの言い分、なかなか折り合いはつかなかったけど、今回は大きく進んだ。

廃校の利活用のプロポーザルでプレゼンさせていただくことができた。

これまでは話し合いだけだったけど、大きく進んできた証拠だ。





そして、市でのプレゼンを行った。
当日は、上層部の方々が30名くらい。


いや〜緊張しました。とてつもなく。


これほど上手くいかなかったプレゼンはないだろうな。

ビデオを見るのが怖いくらいだ。(練習も兼ねて毎回ビデオを取っている。)


その時に話したプレゼンの内容について。

事業内容の部分のみを一部掲載します。









廃校プロジェクトの内容は、児童、障害者、高齢者、生活困窮者などの総合的な福祉サービスと、地域住民が利用できる交流事業を廃校で行うこと。

総合的な福祉サービスでは、「子どもからお年寄りまで、安心して過ごせる地域社会を実現する」というビジョンのもと、各属性や課題にあわせた福祉サービスを展開します。

交流事業では、体育館、図書室、調理室、音楽室等の地域開放スペースと、カフェ、マルシェ、コミュニティースペース、教室の貸し出し等の交流事業を行います。

こうやって書いても分かりずらいかと思いますが、地域の方々が主体的に関わっていける学校として運営できるようにしていきたいと思っています。



行政の方からも質問があったけど、
「なぜ学校でやるのか?」

土地買って、建物建てて運営する事はできる。(金はないけど。)
でも、地域交流をつくり出しにくい。閉鎖的になってしまう可能性がある。

でも学校はどうだろうか?
みんなが通って思い出がつまった、そして地域の方々が利用しやすい設備が整っているという最高の条件。



いきたくなるでしょ!普通。




そういうことです。






詳細は、また追って連絡します。



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2018年4月5日木曜日

地方で起こす "collective impact"



今年の1月より市より委嘱を受けた、生活支援コーディネーター(SC)というお仕事。

順調に活動を始めて3ヶ月が経ちました。
長時間ではないにせよ、月に8日活動したのでこれまで24日くらい業務しています。

現在どういう活動をしているかというと、地域住民が主体となって生活支援・介護予防サービスの充実が図れるよう、地域にある様々な社会資源(活動)を取材して、その活動内容をまとめています。

その他にもいろいろあるけどね。
詳しくはこちらを見てください。http://smsc-toshi.blogspot.jp/2018/03/blog-post.html


その活動についてのいろいろをスタッフと話しているときに感じたこと。




地域にあるボランティア団体は60団体以上もあり、会員を含めるとかなりの規模になる。
1団体4~5名だとしても、300人以上の規模だ。

活動内容は様々で、高齢者のサロンや見守りやリハビリ、環境活動、障碍者の支援や児童の支援まで幅広い。ただ高齢者への活動が多い印象はあるけどね。

これらの団体は、それぞれの活動を自団体もしくは少ない団体との連携のみで行っている。
そのため、より地域課題に密着した活動ができているかというとそうでもない

自団体ができる活動をできる範囲で行っているからね。課題に対するインパクトが少ない。

みんな頑張って活動してるんだ、それではもったいない。


それらの個々の団体活動にもっとインパクトを出せないか?という1例を考えてみた。


子ども宅食は、東京都文京区と5つの非営利組織から構成される共同事業体が協働して始めた事業。
(詳しい内容)https://gardenjournalism.com/project/kodomo-takushoku/

ここまで大きくは出来ないかもしれないけれど、地方でも協働すればできるのではないか?

各団体が新しい事業を行うわけではない。今やっている活動を持ちよって、各団体の強みを生かして、目的に合わせて協働すれば新しい取り組みが起こせるかもしれない。



「食材を集めて弁当を作り配送する。」

これはもうできていることだ。目的を何にするかだけなんだよね。


こう考えるとなんかできそうな感じがしないかい?


小さくても地方の市内で起こせる "collective impact"


ということで、"collective impact" 意識した取り組みをこれからどんどん作っていこうと思う。
何事もみんなでやる方が楽しいからね  b(^o^)d


"collective impact"とは?
立場の異なる組織(行政、企業、NPO、財団、有志団体など)が、組織の壁を越えてお互いの強みを出し合い社会的課題の解決を目指すアプローチのこと。


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